外断熱と内断熱を組み合わせた、トリプル断熱工法

現在、外断熱派と内断熱派に分かれているというのが住宅業界の現状です。確かに外断熱は素晴らしい所がたくさんあります。しかし完璧ではありません。また、内断熱にも良い所がたくさんあります。どちらにも長所と短所があるのです。

	外断熱	内断熱
長所	外断熱は建物全体を外側から断熱保温するため、大切な柱や構造体をスッポリ包んでしまいます。したがって、構造体の温度は常に室内側の温度を保っている為、建物の構造体自身が結露を発生する心配が極端に少ないという特徴を持っています。	部屋の中の水分を吸ったり吐いたりする吸放湿効果が高いため、いつも快適な湿度に保ってくれます。また、外からの騒音をおさえ、部屋の中から外へ漏れる音をやわらげる防音効果があります。（断熱材の種類によっても異なります。）
短所	建物の内部に断熱が施されていない為、調湿効果が少ない。また、建物内部での反響音が生じる場合があります。	建物の内側に断熱が施されているため、外気温との差が生じると、結露現象を起こしやすくなります。

おおまかな所をご紹介すると、このように長所も短所もあります。ですから、渡辺木材センターでは良いところ取りのダブル断熱をお勧めしています。このダブル断熱により、結露を防ぎ、耐久性のある快適な住空間が可能になったのです。

トリプル断熱工法

家の寿命を短くする原因は見えない壁内で起こる結露にあります。長い間、安心して健康に住める家には、壁内の断熱に加え、構造体の外側にも断熱材を設置することが重要です。渡辺木材センターでは、内断熱工法と二段階外断熱工法のトリプル断熱工法を標準仕様としているので結露に悩まされる心配はありません。